Panto Panel (パンタパネル)は、1枚の板材に規則的なスリットと、折り曲げ線を入れることで、パンタグラフが長く繋がったように、均等に伸縮するリンク蛇腹体を形成できるアイデアです。

写真を参考にしながら、説明します。


これまでの蛇腹板 その@
一番簡単な蛇腹。屏風折りとか、つづれ折りと言います。
とてもシンプルですが、均等に開かず、グネグネと自由に動くので、ちょっと扱い辛い。




これまでの蛇腹板 そのA

アコーデオンカーテンというのも有ります。
専用のガイドレールの設置が不可欠で、カーテン自体は、プリーツ加工されただけのものも多い。
  



これまでの蛇腹板 そのB
本格的なパンタグラフ構造と言えば、これ。伸縮門扉。
リンク棒とピンを組み合わせて、均等に開閉する蛇腹構造になってます。
部品点数がとても多く、重たく、組み立ても複雑です。




私が発案したパンタパネルは、Bのタイプの均等に伸縮する蛇腹構造を、@のような単純なシート材だけで形成し、Aのように、インテリア用途としても用いることが出来る高いデザイン性を有した伸縮するパネル体です。
とても安価で、軽量に作れるので、パーテーションや、開閉扉、サンシェード、遮蔽体等、多用途に使用可能です。


実際に試作してみました。
素材は、牛乳パックを再生した強化ダンボール。



均等に伸縮している状態の動画








Panto Panel(パンタパネル)は、こんな用途に使えそうです。


室内パーテーション
 


開閉ウォール



フロントグラスシェード




幼児 ペット用 ガード
 


仮設フェンス


風呂用カバー


今年発生した東日本大震災の非難場所でも
即席のダンボールパーテーションが活躍していました。
こんなところでも使ってもらえるかもしれません。




パンタパネルは、様々な用途での利用が可能です。

パンタパネルの商品化について、ご興味の有る方は当社までメールまたは、お電話でご連絡下さい。
  lelele8@yahoo.co.jp     078-918-0004  コナリスエンタープライズ 中川


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